1982年作品の続編として作られた作品ですが、もう前作からもうかなり時間が経っているので、オリジナルを観たかどうかすら忘れている状態での鑑賞でした。なので、もう別物として楽しみました。


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時は2049年、世の中には、生の人間と人間に対して従順なレプリカント(人造人間)が存在している。レプリカントは、人間の従僕のように仕事をし、汚れ仕事も引き受ける。そんな中で、ひとりのレプリカントが自分の出自の謎、アイデンティティの追求を始める。そして、感動的な真実を知っていく。


大雑把にこのようなストーリーだが、この主役のレプリカントを演じたのが、『ラ・ラ・ランド』で、ステキな歌声とダンスを見せてくれたイケメン、ライアン・ゴズリングです。『ラ・ラ・‥』の時とは打って変わって激しいアクションを見せてくれました。目が💛マークになっちゃいますね~


この作品を観ながら思ったのは、ちょうどいま、世の中では、AIロボットが急速に進化していて、どんどん人間に近づいているニュースを目にします。これ自体は喜ばしいことですが、一方で、近未来での自律型戦争兵器利用や人間の失業懸念などが問題視されています。実際に国連に対しで開発規制を求める書簡も出されているようです。そんな状況を考えると、あながち別世界の話ではないのかなぁなんて、ちょっと背中が寒くなりました。

AIの進歩はいいのですが、『ターミネーター』のような世界にだけはならないよう願いたいものです。もしかして、いつの日かAIロボットが住民登録されるような時代がくるのでしょうかね(笑)


映画の中で(字幕上映でしたが)、ときどき日本語で話すコンピュータや日本語表記の看板やイルミなどが出てくる場面があって、面白かったです。押井守監督の『イノセンス』の世界観を連想しました。


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